SIEUR D’ARQUES シュール ダルク
- 地域
- ラングドック LANGUE D’OC
- 所在地
- Aude (オード県) Limoux (リムー市)
概要
シュールダルクは、南仏ラングドック地方リムーに本拠地を構える1946年設立の協同組合形式のワイナリー。組合員は204のブドウ農家。地中海とピレネーにはさまれた粘土石灰質の日当たりの良い200~500メートルの高地の、約1,800ヘクタールの広大な畑から、高品質なワインを産出する南仏を代表する大きなワイナリーとして知られています。生産量は年間約一千万本、そのうち3分の2はリムーの名産であるスパークリングワインとなっています。またICV(Institut Cooperatif du Vin)認証を受け、環境保全農法を実践し自然との共存を図っています。恵まれた環境
リムーの気候は地中海気候の暑く乾燥した東側、大西洋の影響を受ける温暖な西側、その両方の特徴を持つ中央部、そしてピレネーに近い冷涼な高地の南側と4つの独自の微気候と土壌にわけられます。シュール・ダルクはそのテロワールを生かすため、土壌、日照量、標高を分類し、そこに適したブドウ樹を栽培しています。終了制限を施し良質な葡萄に育て、手摘みで収穫を行うなど丁寧な葡萄作りです。醸造面では、白ワイン醸造の革命家として名高いボルドー第二大学の醸造学教授のドニ・デブルデュー氏の協力を得て、90年代にはAOCのスティルワイン、2003年以降はスパークリングワインの品質向上に積極的に取り組んでいます。取り扱いワイン
AIMERY CHARDONNAY
エムリー シャルドネ
原産地呼称 | IGP:PAYS D’OC |
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品種 | シャルドネ100% |
タイプ | 白 | ALC | 12.5% |
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収穫年 | 2023 | 生産本数 |
土壌 | リムー周辺は概ね粘土、砂質の上に石灰質土壌 |
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栽培 | 基本的にサステナブル農法で栽培。シュール・ダルクの管理するリムー周辺の畑で、協同組合の205の栽培農家によって栽培されたシャルドネ。機械摘みで収穫。海洋性でやや高地のため比較的冷涼な気候で、太陽の恵みをおおいに受ける。 |
醸造 | 機械摘み後、除梗・破砕してステンレス槽で、14-17度に温度管理し5日間発酵させる。フリーランジュース60%、プレスジュース40%の葡萄を利用。ワインをまろやかな口当たりにするため、ミクロオクシジェナシオン製法を施している。マロラクティック発酵は行わない。 |
熟成 | ステンレスタンクで熟成させ濾過して瓶詰 |
味わい | 輝きのあるレモンイエロー。 アカシア、白い果実、アーモンド、トーストの香り。 まろやかな酸とのバランスの良い果実味。 フレッシュで豊かな果実味と上品な柑橘系の後味が広がる飲みやすい辛口白ワイン。 |
料理 | アペリティフ、魚介類のマリネ、車エビのグリエなど。 |
メモ | 提供温度14℃ |
AIMERY SAUVIGNON
エムリー ソーヴィニヨン
原産地呼称 | IGP:PAYS D’OC |
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品種 | ソーヴィニヨンブラン100% |
タイプ | 白 | ALC | 12% |
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収穫年 | 2021 | 生産本数 |
土壌 | リムー周辺は概ね粘土、砂質の上に石灰質土壌 |
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栽培 | 基本的にサステナブル農法で栽培。シュール・ダルクの管理するリムー周辺の畑で栽培されているソーヴィニヨン・ブランを機械摘みで収穫。海洋性でやや高地のため比較的冷涼な気候で、太陽の恵みをおおいに受ける。 |
醸造 | 除梗・破砕後、ステンレス槽で14-17℃で5日間発酵させる。フリーラン60%プレスジュース40%を使用。ミクロオクシジェナシオンを施す。マロラクティック発酵は行わない。 |
熟成 | ステンレスタンクで熟成させ濾過して瓶詰 |
味わい | 淡い緑がかったイエロー。 ライム、レモンなどの柑橘、ハーブ、エキゾチックなフルーツの香り。 フレッシュな酸が広がり、後味に柑橘系の果実味を感じる。 爽やかで程よい果実味の辛口白ワイン |
料理 | 魚介類の前菜を共にしたアペリティフとして最適。例えばサフラン風味のムールなど |
メモ | 提供温度12℃以下 残糖2g/L 総酸3.6g/L |
ROSE DES VENTS
ロゼ デ ヴァン
原産地呼称 | IGP:PAYS D’OC |
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品種 | サンソー50%、グルナッシュ50% |
タイプ | ロゼ | 平均樹齢 | 年 |
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収穫年 | 2022 | 栽培面積 | |
ALC | 12.5% | 収量 | |
生産本数 | 6600本 | 取得認証 |
土壌 | 粘土石灰質 |
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栽培 | 栽培方法はリュット・レゾネ(減農薬農法) |
醸造 | 破砕・除梗後、ステンレスタンクで醸造。直接圧搾法。 16-18度をキープし5日間で発酵。マロラクティック発酵は行わない。 |
熟成 | 清澄・濾過して瓶詰 |
味わい | 輝きのあるサーモンピンク。 サワーキャンディー、ワイルドストロベリー、ラズベリーの香り。 フレッシュな赤い果実と柑橘類のフィニッシュ。上品でバランスの取れた辛口のロゼ 。 |
料理 | 食前酒として、またはグリルした肉やマリネした肉など。アジア料理やエスニックなどにも合う。サービス温度8~10度 |
メモ |
VICOMTE COUSSERGUE PINOT NOIR
ヴィコント クーセルグ ピノノワール
原産地呼称 | IGP:PAYS D’OC |
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品種 | ピノノワール100% |
タイプ | 赤 | ALC | 13% |
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収穫年 | 2022 | 生産本数 |
土壌 | 赤粘土石灰質土壌。 |
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栽培 | 基本的にサステナブル農法で栽培。リムーの南、海抜200~400mのピレネー山脈の麓に位置する畑は冷涼な気候で過度な暑さに悩まされず、葡萄はゆっくりと熟し、ピノノワールを栽培するに適している。 |
醸造 | 除梗・破砕の後、小樽で発酵。20-25℃で5日間。低温マセラシオン15日間。ミクロオキシジェナシオンを施す。ルモンタージュを1日2回10日間行う。1か月後自然なマロラクティック発酵(5日間)を促す。 |
熟成 | 小樽で熟成させた後、濾過して瓶詰め。 |
味わい | 紫がかったルビー 表情豊かなブラックカラント、チェリーの香り。フィニッシュにトースト、ヴァニラ、スパイスの香りが広がる 丸みのある酸と豊かな果実味、 柔らかなタンニン。 口当たりのしっかりとしたエレガントでバランスの良いミディアムボディのピノノワール |
料理 | キッシュなどの前菜、ローストした仔羊や鴨、 うさぎのソテーにオリーブと小玉葱を添えると絶品です! |
メモ | 提供温度17℃ |