DOMAINE CHAMPEAU
ドメーヌ シャンポー
- 当主
- フランク&ギィ シャンポー
CHAMPEAU FRANCK ET GUY
- 地域
- ロワール プイィフュメ地区
- 所在地
- サン・タンドゥラン村
ドメーヌについて
1942年に、初代当主レオン・シャンポーがドメーヌを創設しました。その後2人の息子が家業を引き継ぎ、1989年には従兄弟同士である現当主フランク・シャンポーとギィ・シャンポーが加わり、現在の体制になりました。
プイィ・フュメに21ha の畑を所有し、ソーヴィニヨンブランによる白ワイン3銘柄12万本を生産しています。
70%は国内で消費され、30%のみベルギー、アメリカ、イギリス、北欧などに輸出していましたが、24年2月に日本に初上陸することとなりました。
テロワールを尊重し、除草剤を使用せず鋤による耕作をし、有機肥料を使用して畝間にはハーブを植え、土壌と微生物のバランスを整えるなど、自然を敬うリュットレゾネ栽培を行っています。
手をかけ過ぎず、プイィ・フュメのテロワールを表現した健全なワイン造ることがドメーヌの理念です。
エティケットには、ドメーヌの目の前にあるサンタンドラン教会を描きました。
水は我々を分つが、ワインは我々を一つにする
~ドメーヌより~
私たちのワインの日本への輸出が始まり、心から嬉しく思っています。プイィ・フュメには「水は我々を分つが、ワインは我々を一つにする」
という諺があり、ワイン造りの信条でもあり、生産者たちはこの言葉をとても大切にしています。
これは、我々からは遠い海の向こうの文化も歴史も異なる日本でも、ワインで気持ちが一つになれるという意味にもなるのではと思っています。 私たちのワインがプイィ・フュメから旅立ち、日本の皆様とワインを通して心から繋がることを楽しみにしています。
注:この諺には色々な意味がたくさん含まれており諸説ありますが、
水はロワール河を意味していると言われ、ロワール河を隔ててプイィ・フュメはブルゴーニュ圏になるものの、ワインの区分はロワールであること、しかし行政区域としてはブルゴーニュになるので、少し複雑な背景から生まれた言葉のようです。
取り扱いワイン
POUILLY FUME
プイィ フュメ
原産地呼称 | AOC:POUILLY FUME |
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品種 | ソーヴィニヨンブラン |
タイプ | 白 | 平均樹齢 | 35年 |
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収穫年 | 2022 | 栽培面積 | 15ha |
ALC | 12.7% | 収量 | 45hl/ha |
生産本数 | 90000本 | 取得認証 | HVE Level3 |
土壌 | 標高200メートル南向きの畑、粘土石灰岩、フリント粘土、ポートランド石灰岩土壌 |
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栽培 | リュットリゾネ、叢生栽培 |
醸造 | ステンレスタンクで16~18度で20日間アルコール発酵を行う。ルモンタージュ、ミクロオキシジェナシオンを行う。マロラクティック発酵は行わない。 |
熟成 | 温度管理されたステンレスタンクで6ヶ月間澱とともに熟成させ、清澄、濾過して瓶詰。 |
味わい | シロップ漬けの洋ナシや桃のノートに続いて熟した果実の風味が続く。 フローラルでアロマティックなブーケ。 口当たりは滑らかで口の中に含むとフレッシュさが広がり、酸と果実味、ミネラルの均衡がとれていて リッチな白い果実の風味に続く。フィニッシュは柑橘系のアロマが支配的で、ピリッとしたスパイシーな感覚を伴う。 |
料理 | フォアグラのラビオリ、真鯛のタルタル、トリュフのピュレ。 ホタテのカルパッチョ、わかさぎの天ぷら |
メモ | 2022年は、硬質なミネラルと豊かな柑橘系の果実味、上質な酸味のバランスが非常に整った素晴らしいヴィンテージの一つになるでしょう。 |